地球半周の旅

プロローグ

『26ぐらいというのは、最後の自由のぎりぎりのいい見当なんだと思う。』
『その年齢だと、若干の世間知とか判断力がついていて、いろんなことに対するアクションもできる。』
『いろいろな人に会ったり、トラブルに見舞われたりするたびに、自分の背丈がわかる…。』

沢木耕太郎著 深夜特急 あとがき〜出発の年齢〜より
21,2の頃に深夜特急を読んだ。
『自分も26ぐらいになったら旅に出よう。』ずっとそう思ってた。
少しずつその年齢に近づき、とうとうその年齢になった。
まだ、一度も海外に出たことはなかった。
『もうぐずぐずしていられない。』そう思った。

その頃の俺は仕事に行き詰まってた。
もっと自分の得意なポジションで仕事がしたい。もっと自分の能力を活かしたい。
会社の方針、やり方にも不満があった。

会社を辞めたかった。
旅に出たかった。
自分の目で世界を見たかった。
そして…。
6月30日(土)、ピースボートのことを友人から教えてもらう。
7月5日(木)、旅行会社ジャパングレイスに行く。第35回・「地球一周の船旅」の仮申し込みをする。
7月8日(日)、ピースボート大阪事務所のボラスタ説明会に行く。
7月11日(水)、パスポートの申請&もみじの手というプロジェクトに初参加する。
7月17日(火)、ボーナス&神戸検疫所にて黄熱病の予防接種。
7月18日(水)、辞表提出。
8月20日(月)、最後の出勤。
8月26日(日)、33回クルーズのお出迎え&34回クルーズの積込作業。(ボラステーションに掲載)
8月27日(月)、34回クルーズの見送り。
9月10日(日)、35回クルーズ、とうとう神戸港出航。そしてここから始まる。  ⇒START


      


      

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